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732: 修羅場まとめ速報 20/01/24(金)18:02:20 ID:7go
性的な話です。

私が小学生の時、よくAという同級生の男子と遊んでいた。
家が近所で、小学校に入学した頃からよく遊んでて完全にただの友達だったんだけど、学年が上がるにつれ異性と遊んでるとからかわれるようになったから同級生にバレたくなかったし
Aの家にはゲームがたくさんあったので、いつもAの家で二人でゲームをして遊んでいた。

五年生になったある日、いつも通り学校終わりにAの家に遊びに行くと、Aのお母さんは出掛けていて家にはAしかいなかった。
でも今までもそういうことはよくあったし、特に気にせずお邪魔していつも通り二人でゲームを始めた。
なにもかもいつも通りだった。途中までは。






しばらくゲームをしていると、Aが突然「俺さぁ、へんたいなんだよね。」と言い出した。
瞬間危機感が沸いて聞かなかったことにしたかったけど、二人きりの密室で至近距離で言われては無視も聞こえない振りも出来ない。
何故だか警戒心を見せちゃいけない気がして、いつもの調子で軽く「なんで?」と聞くと、Aは「俺さぁ、女の人のむね見てみたいんだよね。」と言い出した。
気のいい友達だった筈のAが気持ち悪い生き物にしか思えなくなった。
すぐにでも逃げ出したかったけど、リビングのドアを開け廊下を走り玄関に行くまでにAに捕まったら……?と思うと出来なかったし
嫌悪感を露にして怒ったAに何かされるのも恐くて、なんにも気にしてないようなふりで「うわーへんたいだ~」とだけ呟いた。

しばらくお互い無言でゲームをしていたけど、とうとうAが私に身体を向け「見せてくれない?」と言い出した。
私は半ばパニックで「やだ!」と叫んだが「お願いお願いお願い!」と手を合わせて頼み込んでくる。恐くて気持ち悪くて仕方ない。
何度か攻防を重ねていると、今度は「じゃあ触らせて!」と手を伸ばしてきた。なにが「じゃあ」なのかまったくわからないし、わかりたくもない。
咄嗟に腕で自分の胸部をガードし、泣きそうになりながら「絶対にやだ!!」と叫んだ。
しばらく押し問答を続ける中でやっと気付いた私が「そ、それ以上この話したらAのお母さんに言うから!」と叫ぶと、Aはギョッとした後「わかった!もう言わないから誰にも言わないで!」と引き下がった。
その後は刺激を与えたくなくてしばらく大人しく一緒に遊んでいたけど、途中で忘れ物したと家に帰り、飼っている猫の具合が悪くて家に私しかいないから今日はもう遊びに行けないと電話をかけて逃げた。

親に心配かけたくないのもあったけど、うちは父子家庭だったので11歳という年齢で男親に性的な目に遭ったとはどうしても言えなかったし
早くに母を亡くした私のことを、近所に住んでて息子の同級生だからと色々と気をかけてくれていたAのお母さんにも、貴方の息子から胸を見せろ触らせろと迫られましたとも言えず誰にも話すことが出来なかった。
誰かに話してAから報復を受けるのも恐かったし。

当日はもちろん修羅場だったけど、その後しばらくは親戚や先生、父親でさえ男性と密室で二人きりになるのが恐かったし
一人で下校途中、人通りが殆どない場所で待ち伏せしていたAが横道から飛び出してきて「ごめん!もうあんなことしないからまた遊んで!」と懇願してきたことや
休日家にいたらチャイムが鳴り、出てみると同級生男子のB。どうしたのかと思ったら「Aと遊んでたんだけど、Aがお前も誘おうって言うから来た。」と言われたこと
近所だったもので進学して学校が離れても実家を出るまでは時折Aとすれ違うことがあり、その度に恐怖心が甦った時なんかも修羅場だった。

余談だけど、小五だから少しの性知識はあったものの、まだ「女性に性的な興味を持つのは大人の男性のみで、持たれるのは顔やスタイルがいい大人の女性のみ」「好きな相手にしか性的な感情は湧かない」という認識だったので
可愛いどころか生まれつきの酷い癖毛や度が強い眼鏡などで男子からは外見のことでからかわれたりいじめられてばかりだった小学生の私が、同級生の男子に性的に迫られるというのはとても衝撃的だった。
今思えば、Aは誰でもよくて他人の女の中で一番身近だった私を選んだだけなんだろうけど。

引用元: ・今までにあった修羅場を語れ【その27】




1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2020年02月19日 14:39 ID:shurabamatome

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