obasan_think
544: 修羅場まとめ速報 19/03/21(木)23:24:32 ID:VSe
スレタイ通り、黒い黒い黒い私の今の心。(血表現注意です)

夫は昔から女を一段下に見てると言うか、女房の言うことなんて~って感じの人だった。
でも借金と女にだけは手を出さない生真面目なところもあったから、なんとかここまでやってこれた。
その夫、よくティッシュに痰を吐いてそのまま丸めてテーブルに置いてたりするのが嫌で嫌で
何度も何度もゴミ箱に捨てて!って言ってもその時だけで、また同じことやってた。
見つけるたびに注意するんだけど、注意した時に機嫌が悪かったりすると怒鳴り返されたりする。
で、ある時、そのティッシュがフワッと広がってて中の痰が見えてたんだけど、なんか赤いものが混じってた。
血痰?と思って、汚いけどよく見たら多分間違いない。
それで夫に見せて「血が混じってるってヤバくない?病院行った方がいいよ」って言ったのね。
そしたら「煙草の吸い過ぎで喉が切れたんだよ」って言ってのんびりしてる。
「だったら煙草止めなさいよ。身体に良いわけないんだし」って言っても「うるさい」って。
こうなるともう、何を言っても聞かない人だから気になりながらもその時は黙ったんだ。
でも頭の隅でずっと気になって、そういえば最近風邪でもなさそうなのに変に咳してるし
なんか嫌な予感がしてその後病院行ってこいって何度も勧めたの。怒鳴られても怒鳴られても。
夫の会社は毎年11月~12月あたりに健診があるんだけど、前回(一昨年)はなんともなくて、
血痰が出たのは翌年の夏頃。
夫は自分ではあまり自覚症状的なものが無いらしく、次の健診で十分だって言い
もうどうなっても知らないからね!って言って、それ以降は本当に放っておいた。
そしたら暮れの健診、結果が出たのは今年に入ってすぐだけど、要精検とでた。
大学病院に連れて行ってあれこれ検査してる間、「俺大丈夫だよな?大丈夫だよな?」ってぶるぶる震えてんの。
結果、まだ40代、ものすごく進行が早いらしくて終末期の肺がんだって。
夏の時点で検査受けてたらどうだったかは分からないけど、今よりは望みはあったはず。
震えてる夫を見て、ものすごく冷ややかな自分の心に驚いている。
夫が死ぬかもしれない、いや近々死ぬ・・・でもちっともショックじゃないんだ。
それみたことか、って思ってしまった。
そして頭の中で、夫が死んだあとの生活、娘を大学にやるまでの費用はどうしよう、
家のローンはチャラになるし、生命保険は確かこれぐらい出るはず、・・・なんとかなるか。
そんなことばかり考えてる。
もっと恐ろしいことに、今の私は夫が死んだあとの生活を楽しみにしてる。
やっとあの男尊女卑野郎から解放される。離婚せずに我慢して良かったって。






545: 修羅場まとめ速報 19/03/22(金)10:28:02 ID:6ks
>>544

病院に行くように勧めたのに、怒鳴りつけたことには、なんて言ってるの?

547: 修羅場まとめ速報 19/03/23(土)22:52:33 ID:XeM
>>545

なにも言ってないよ。
さすがに余命宣告されてる夫相手に「だから言ったでしょう」みたいなことは言えないし。
心の中では思っててもね。

548: 修羅場まとめ速報 19/03/24(日)08:00:20 ID:Isj
>>547

旦那も、あの時言うこと聞いてれば、とは言ったり、反省したりはないんだ?

549: 修羅場まとめ速報 19/03/26(火)00:52:16 ID:l2d
>>547

奥様うまいこと我慢したわね
だけど詰めが甘いわ
お金はうまくやりくりしないと自費は天井知らずで大変よ
きっとリビングニーズ特約などで大金を手にしてるでしょう?
医療機関もそれを当てこんだアプローチしてくるわけよ
ご主人、死ぬの怖さにきっと次々試すわよ
男尊女卑なら娘のことなんかもどうでもよくなって何もかも治療につぎ込んじゃうかも
ここはもうひと押し母娘で尽くすのよ早逝してもいい人生だったと思えるように

546: 修羅場まとめ速報 19/03/23(土)13:34:16 ID:sUq
>>544

想像つく内容だったけど書き方がお上手
黒い感情にゾクゾクしたわw






※5/25 追記↓

610: 修羅場まとめ速報 20/03/06(金)14:37:21 ID:FFE
少し落ち着いたので投下。
一年前の
>>544
です。
あれから半年持たずに亡くなりました。
本当にアッと言う間でした。
夫がどうしてもと知りたがったので告知して
でも治療法は殆どなく、緩和ケア中心で過ごしました。
普通に話ができた時期も本当に短くて
「女房の言うことにちゃんと耳を傾けるべきだった」
「今更だけどな」
と、同じことを何度も何度も言っていました。
“もっと生きたい”“なんとしても治したい”と言う気持ちよりも
割と早い段階で諦めた様子でした。
だったらとにかく楽に死にたい、みたいな。
色々思うことはあったけど、やっぱり可哀想でしたね。
娘も、あれだけ父親を嫌っていたのによく看病していました。
夫への愛情なんてとうに枯れ果てていたつもりでしたが
息を引き取った時には涙が出ましたね。
そして自然と「お疲れ様。やっと楽になれたね」って言葉が出ました。
なんだかんだ、夫婦ってこういうものなのかな・・・と思ったり。
まぁ、早く死んでくれたからそう思えるのかも知れませんけど。
やっぱり黒いっす。

引用元: ・【王様の耳は】奥様が語る黒い今【ロバの耳】




1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2020年05月25日 15:39 ID:shurabamatome

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