740: 名無しさん@おーぷん 2017/03/29(水)16:38:02 ID:1RD
私(女)が小学5年生のときの話を少し。

夏休みは、スタンプ目当てでよく学校のプールに行っていた。
一応プールには監視員がいるじゃないですか。
その監視員が、今思えば危険な男性だった。





大学生のお兄さんで、アルバイトだった。
子どもに何かあったらすぐ助けれるように、もちろん海パン。
私は結構ヤンチャだったので、すぐに目をつけられた。
けど叱られるとかじゃなく、主に遊んでもらってた(と当時は思ってた)。

後ろから抱きつかれるのは行くたび毎回あった。
そのとき下腹部をお尻に押し付けられていた。
その人がヘリを背にし、私が対面した状態で海パンを掴まされたこともあった。
けどどれも水の中だから他の人には分かりづらい。
俺のお姫さま〜といつも言われていた。

2回目だけど、私はまだ小学生。
その遊びが何なのか、何を意味するものなのか、そのときはわからなかった。
「お姫さま」と言われて、素直に嬉しかった。

そのことを父母に話すと、
今年はもうプールに行かないこと!と強く言われたのを覚えている。

言いつけを守り、それ以上何事もなく夏が終わって秋になり、しばらく経った頃。
小学校から家まで1.5kmくらい距離があり、毎日歩いて登下校していた。
私の家の近くに同級生は住んでおらず、残り200mくらいはいつも1人で帰っていた。
その日はたまたま妹(後出しですみません。小学1年生)と一緒に下校していた。

家まであと100mくらいのところで、後ろから来た車が横に止まった。
車通りが少ない道なので止まれた。
運転席の窓が開き、顔を出したのはあのプールのお兄さんだった。
「これ、読んで」
と言われて封筒を手渡され、すぐに走り去ってしまった。
妹は私のランドセルをぎゅっと掴んでいた。
後から聞いたら、お姉ちゃんがどこかに行っちゃうかと思った、って。
妹よ〜!

家に帰り、夕ご飯のとき、父母妹の前で封筒を開けた。
中にはテレホンカードが入っていて、紙には電話番号が書かれていた。
父母の顔色が変わり、父はどこかに電話を、母は優しい顔に戻り、
テレホンカードを預かっておくねと紙といっしょに持って行った。

それ以降あのお兄さんを見かけることはなかった。
もちろん電話もしなかった。

今思えば、あの日下校時に妹が一緒にいなかったら、
もしかしたら車に乗せられていたかもしれない。
無理やりではないとしても、顔見知りだから乗っていたかも。
テレホンカードということは、家の電話からではなく公衆電話からかけてということ。
先のことをいろいろ考えてゾッとした。

無知でバカな私を、家族みんなで守ってくれたお話しでした。

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