164: 名無しさん@おーぷん 2016/10/22(土)23:52:56 ID:vIo
別スレで映画館の話を見て思い出したこと。

10年以上前、好きなタレントが洋画の日本語吹き替えを担当した。
吹き替えの劇場上映は午前中だけで、しかもいろいろと予定が入ってしまってなかなか足を運べず、
公開終了間際になってようやく観に行くことができた。






前夜突然行けることになったので券は窓口で当日に急いで買い、入場もギリギリになってしまった。
そこはシネコン内の一番小さな劇場で、出入り口は客席後方にあるだけ。
私が扉を開くと当時に劇場内が暗転するようなタイミングだったので急いで後方の席に着いた。
席に着いてからふとおかしいと思って周囲を見回すと自分以外に客がいない。
うはwwwww貸し切りかよwwwwwと思ってよく見たら前方に1人だけ客がいた。

ちょっと残念に思いつつスクリーンを見る。
本編が始まり、好きなタレントが声を吹き替えたキャストが登場する…と同時に前方の客が歓声を上げた。
その後も何かあるたびに「きゃー!」「かっこいいー!」と、今で言うところの発声可能上映状態。
入場がギリギリすぎて私の存在に気付いてないんだな、とは思ったけど、席が離れているから注意もできないし
映画音声>>>前方客さんの声量で映画を見るのに差し支えなかったので放置しておいた。
というか笑いをこらえるのが大変だったよ。
それと同時に、私も劇場内に自分1人しかいないと思ったら多少なりと声を出してたかも、危ない危ないと思った。

そして映画が終わって客席の電気がつき、前方客さんが立ち上がって出入り口を振り返った時にようやく私に気付いたようだった。
歩き出そうとしてピタッと止まり、見つめ合うこと数秒。
つい会釈すると段差を駆け上がり私の座る列の横まできて「こ、このことは誰にも…!」と泣き出しそうな声で訴えて小走りに去っていった。

もう時効ですよね。書き込んでしまってすいません。

引用元: ・笑える修羅場、衝撃体験【お茶請けに】3




1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2016年11月24日 23:14 ID:shurabamatome

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