743: 名無しさん@おーぷん 2016/10/24(月)11:29:14 ID:ZmY
「自分の好き嫌いと、ものの良し悪しの価値観が完全に別」という人間がいることにびっくりした





土用の丑の日のチラシが街中に氾濫していた時期、「ウナギ食べたいよね」と言っていたら同僚が「いいお店知ってますよ」というので何人かで連れ立っていくことに
繁華街から離れて目立たない店だけど、安くておいしくて、ついでにお酒もそろっていたりで本当にいい店だった

が、その当の同僚が頼んだのは親子丼
ウナギは苦手なんだそうな
じゃあなんでそんな店を知っているのかといえば、「最初に入ったときは付き合いだったのでウナギを頼んで、味は知っていた」とのこと

その流れから、下戸でお酒をほとんど飲めないこともわかった
でもお酒の銘柄はいろいろ知ってて、目は確か
以前に上司へのプレゼント選びに助言してもらったこともあったくらい
これも、「家族は酒好きなので、味見させてもらって覚えた」らしい

もともと映画や小説、グルメなど、「この人に聞けば外れない」という感じで色々教えてくれるので趣味人だとは思っていた
でもそれは本人の主観よりも「聞いてくる人の好み・価値観」を分析して教えてくれていたらしい
なんで面白いか・おいしいかも語れるのだが、他人や情報誌の受け売りでもなく、本人の分析によるもの
好き嫌いは主観的、それとは別に良し悪しの客観的なものさしも持っているような感じ

こういうのが、正しく「批評家」とかに必要な能力なんだろうなあ


引用元: ・今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その15




1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2016年11月05日 19:14 ID:shurabamatome

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