458: 名無しさん@おーぷん 2016/09/29(木)09:35:08 ID:WWU
仲間内で、スマホのパズルゲームが流行っている。
お互いにスタミナ贈り合ったり、どこまで行ったかどうかで盛り上がる程度で、皆ゆったりと楽しんでいる。

そんな中、別グループの男(Aとする)が、
「お前らもこのアプリ始めたんだ?
 俺は配信されてすぐ始めたから、色々教えてやるよ」
と、鬱陶しく絡んで来始めた。





こっちはのんびり楽しんでいるから、そういうアドバイスはいいと断ったが、
「攻略法を知った方がより楽しめる」
と引かない。
「ただ単に合わせるだけじゃなくて、次の動きを意識しなきゃ」
とか、
「ステージの特性を理解して、如何に高得点を狙うか考えないと」
とか、正直、アプリのヘルプに載っている程度の事を大げさに言ってくる。

それを聞いていた友人のB子(可愛い、ちょっと天然)が、
「え〜、私そんな難しいこと一度も考えたことないよ〜、だって最初の配置で割と左右されるもん」
と、にこやかに反論。
すかさずAが、
「序盤は良くても、途中からはそれが通用しなくなるんだよ。
 俺はもうステージ300目前まできているけど」
と自慢げに語り始めたのだが、
「私もうステージ500超えてるよ〜、ほら」
と、ニコニコしながらスマホの画面を見せるB子。

Aは鳩が豆鉄砲食らったような顔で固まっていた。
「私の来たとこまでは、運任せで大丈夫だよ〜。
 難しい事考えすぎたら楽しくないし〜」
ニコニコしながら言うB子に、Aはしどろもどろになりながら、そそくさと退散していった。

実はB子は根っからのパズルゲームマニアで、Aが必死で考えてる事は、深く考えずに自然と出来てしまうタイプ。
それをAに敢えて教えなかった。

あと、B子が
「A君、なんだか思い詰めてたみたいだけど、大丈夫かな?」
と、本気で心配していた事ももちろんAには伝えていない。


459: 名無しさん@おーぷん 2016/09/29(木)11:57:08 ID:BJk
天然最恐伝説

引用元: ・復讐とまではいかないちょっとしたいたずらや仕返しを語れ 4




1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2016年10月12日 14:14 ID:shurabamatome

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