648: ななしのいるせいかつ 2009/09/10(木) 01:59:08
子供時代の夏の想い出。

親戚のおばさんが大きな駅ビルのお店に勤めていたので
夏休みに遊びにいったときのこと。
おばさんはまだ仕事中だから、一人で待ってたんだけど、
店の前にあったベンチに、背中の曲がったおばあさんが座っていて
うつむいたまま何か小さな声でつぶやいてた。






駅ビルを一周して戻ってきても、まだブツブツ言っているので
さすがに気になっておばさんに尋ねたら、

あのおばあさんは、戦争にいったまま息子が戻らず
終戦後、よく駅まで迎えに来ていたらしい。でも結局、帰ってはこなかった。
なのにおばあさんは、ここが近代的な駅ビルになってからも
いつも迎えに来ていて、ある時を境に狂ってしまった。
だから、変だと思っても、あの人を笑ってはいけないと言われた。

子供心に悲しいのとホラーな気分が交じって、ショックだったよ。

649: ななしのいるせいかつ 2009/09/10(木) 03:06:06
>>648
悲しいと同時に親の愛の深さを感じた。

650: ななしのいるせいかつ 2009/09/10(木) 04:21:17
>>648
そのお祖母さんも、息子さんも、
今はやすらかであってほしいね。

656: ななしのいるせいかつ 2009/09/10(木) 09:49:09
>>648
あなたのおばさんは立派な人だな。可哀相な人を笑ってはいけないって…うちの母だったら指差して「変な人いるで!」って子供みたいにはしゃぐと思うな。

引用元: ・【Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ】人生で一番驚愕した瞬間 14度目




1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2016年05月29日 18:14 ID:shurabamatome

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