母とその(今では)親友の話。そして母にとっての修羅場。 

大学時代ワンゲルに所属していた母は、どうしてもそりの合わない同期がいたらしい。 
いつでも自分の思うとおりに物事を運ぶその人が当時どうしても好きになれなかったとのこと。 



スポンサーリンク



ある冬に何故か「冬山に登ってみよう!」とかいうサークルのノリで雪降り積もる山に
登ってみたら見事に遭難。そのそりが合わない同期と一緒に取り残されたそうな。

そしたらその同期が
「問題ない。とりあえず洞窟をつくろう。道具はある(登山予定は日帰り)」
「問題ない。替えの下着は三人分ある(登山予定は)」
「問題ない。寒さに対抗するには熱だ。にんにくとビタミンEの錠剤を
持ってるから食え(登山)」
「問題ない。天候回復したら発煙筒を使う(登)」
「問題ない。食料は十分ある()」

その次の日の夜明け前に救助され、結局はまさに「問題ない」状態だったらしいが、
母は未だに彼女に頭があがらない…というかすっかり心酔している状態。

その彼女はよくうちに遊びに来ているが、なんでも大学卒業後に警察だかなんだかの
職員になり、数年ほど前に娘さん(わたしと同い年)も同じ職についたらしい。
ときどき話をするけど確かに悪い人じゃないが、何故か必要なときに必要なものが
ぽんと出てくる。
でっかい荷物抱えてるわけじゃないので謎は年を追うごとに深まっている。

スポンサーリンク


221: おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2014/02/14(金) 20:33:38.49 ID:kRpSjN++
>>220
その人青くて丸っこい?

222: おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2014/02/14(金) 20:36:53.70 ID:XPCd2BU3
>>220
親友の名前はドラミ

223: おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2014/02/14(金) 20:40:34.70 ID:1YG1oL5/
とりよせバッグだな

225: おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2014/02/14(金) 23:05:59.97 ID:asEvyK4p
>>220
緊急時を無意識に実現する怖さ

引用元: ・今までにあった最大の修羅場 £44

スポンサーリンク
スポンサーリンク



1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2014年07月28日 22:14 ID:shurabamatome

おすすめ記事